Q 鍼は痛くないと聞きますが、本当ですか。
A はい。痛くないように鍼をします。
「はり」というと、縫い針や注射針がイメージされ、なんだか痛そうですが、鍼灸治療の鍼はそれらとは全く違うものです。痛みを極力抑えるように鍼に工夫、改良もされています。
また、日本鍼灸には「鍼管（しんかん）」という道具があり、管の形をしていて、内に鍼を通して使います。日本人の肌に合った、痛みの少ない鍼治療ができます。
とはいえ、金属である鍼がお肌に刺さると「チクッ」とします。その「チクッ」を患者様が極力感じることのないように鍼をする訓練をしてきました。
実は私は、鍼が最初とても怖かったので、「鍼って痛そう、怖そう。」と思う方の気持ちがよくわかります。そんな経緯もあり、できるだけ痛みを感じないように鍼をすることを心がけています。
ハルソラ鍼灸での治療は、お肌の表面に施術するので、「鍼の響き」と呼ばれるような刺激もありませんので、ご安心ください。
鍼治療が初めての方には、ご不安がないように詳しく説明させていただきますので、ご質問があれば、なんでもお聞きください。
Q 刺さない鍼というのは、どんなものですか？
A 肌表面に鍼をあてて治療するものです。
刺さない鍼は、皮膚に刺さることなく治療ができます。
そんなもので効くのかと不思議な感じもしますが、実際とても効果があります。
皮膚というのは、ただ体を覆っているものではなく、第二の脳ともいえる働きがある事が近年わかってきました。
皮膚の表面への刺激だけで、身体に変化が出てきます。
刺さない鍼は、皮膚表面に触れたりさすったりする使い方で治療していきます。
鍼先が丸くなっていたり、イチョウの葉の形をしていたり、コロコロとローラーするものだったり、鍼には見えない形のものも色々とあります。
ハルソラ鍼灸では、この刺さない鍼もよく使います。
鍼を刺すのが怖いという方は、刺さない鍼とお灸だけでも治療できますよ。
Q お灸は熱くないですか
A 患者様の感受性に合わせた温度の施灸をしますので、ご安心ください。
お灸は、よもぎの葉っぱの裏側のフワフワしたところだけを集めた、モグサというものです。
そのモグサを、目的に合わせて色々な形にし、使用します。
温度も調整できるので、様々な使い方ができます。
お灸の香りにはチネオールという成分が含まれていて、リラックス効果があります。なんだか懐かしいホッとする香りです。
お身体が求めているところにお灸をすると、ふわっと温かく、とても心地が良いので、ぜひご体験ください。
Q 着替えの必要はありますか
A お背中など全身に施術しますので、お着替えをお願い致します。
半袖と半ズボンのお着替えをご用意しております。
サイズも2種類ございますので、着心地の良い方をお選びいただけます。
Q 子どもを連れて行けますか
A 小児鍼も受け付けております。
昔は「疳の虫」と呼ばれていた、夜泣きや成長過程でのぐずりなどに効果的です。
小児鍼は、「鍼」と名前がついていますが、鍼を刺すことはなく、デリケートなお肌をやさしく撫でる方法です。
ご自宅でご家族がお子様にできる手当てもお伝えできます。
また、親御様の治療のときもお子様とご一緒にご来院いただけますが、治療室が手狭な為、お子様専用のスペースがございません。
治療中は一人がけのソファで親御様の近くにいていただくか、小さなお子様でしたらバウンサーのご用意がございます。
保育できるスタッフがいない為、親御様が治療中にお子様が退屈しないような物をお持ちいただけると助かります。
Q 保険診療はできますか
A 申し訳ございません。自費診療のみとなっております。ご了承ください。